気候変動と環境危機 いま私たちにできること
気候変動と環境危機
446ページに渡る渾身の編集作品。気候変動とは?から環境危機の最新情報まで、それらにどう対処すべきか。私たちができることは何なのかなどについて、とてもきれいな装丁で読むことができます。様々な識者の解説の前や後にグレタさんの記事がはさみこまれています。
目次
第1部 気候のしくみ
第2部 地球はどう変わっているのか
第3部 私たちにどう影響するのか
第4部 どう対処してきたのか
第5部 いま私たちがしなければならないこと
引用
じつに多くの人々を
週に50時間以上も
何ら保障もなく働かせ、
孤立と絶望を蔓延させて、
底なしに利潤を追求することが、
地球を危機に陥れている
底なしの利潤追求と
同じなのだと認識することから
すべてが始まる。
-- ナオミ・クライン --
常に右肩上がりの成長を求められる。企業では昨対比何%の差益を生み出せという号令のもとに計画が作られる。利潤は再分配されることなく、利潤追求は止まることなく走り続ける。無理な計画で不正が行われる。そしてコンプライアンスが強化される。道徳教育が施される。
それらの利益の裏では、誰かの悲鳴が隠れている。誰かの犠牲の上に成り立っている。グレタさんの行動は、愛だけではだめで力をつけるために学ぶ必要があるということを教えてくれます。
必要な変化を生み出すためには、私たちにはさまざまな層における一連の行動が必要だ。構造的なシステムの変化と個人の変化の双方が必要なのだ。それに加えて、規範や言論に関することでは、文化的な変革も必要だ。こうしたことはすべて、完全に可能なことなのだ。変化する準備ができれば、私たちはまだ最悪の結果を避けることができる。まだ時間はあるのだ。そう、まだこの危機は解決できるのだ。
-- グレタ・トゥーンベリ --
