社会の未来 ルドルフ・シュタイナー

1919年の講演録

「社会の未来」という100年以上も前に行われた1919年の講演の記録本があります。第1次世界大戦が終結した翌年10月24日から30日の間の6日間にわたる内容です。シュタイナーが58歳のときです。
第1次世界大戦の誘因について考え、それを人類全体の運命に拡げて、社会問題から社会・人類の未来までに想いを馳せた内容になっており、現代の社会問題を考えるうえでとても大きなヒントを与えれてくれます。

自由ヴァルドルフ学校設立

この講演が行われる少し前に、自由ヴァルドルフ学校が開校しています。ここから100年以上この教育が続いています
実践的な社会運動をしていた時期に設立されており、遠藤孝夫さんの論文にも「社会三層化運動の一つの結晶として創設」ということが記されています。

書籍

社会の未来 シュタイナー1919年の講演録
ルドルフ・シュタイナー
高橋巌訳
春秋社

帯には以下の記載があります。
  • 持続可能な、もうひとつの未来のために
  • 働くことは、経済と切り離されなければなりません
  • <ベーシックインカム論>の源流へ
少しずつ読んでいきたいと思います。

社会の未来―シュタイナー1919年の講演録

ルドルフ シュタイナー 著
高橋 巖 翻訳
春秋社 出版


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