ヒルマ・アフ・クリントとシュタイナー 〜探求と変容〜
ヒルマ・アフ・クリント
ヒルマ・アフ・クリント展が東京国立近代美術館で行われています。6月15日までの開催ということで、展示期間もあとわずかとなりました。
日本シュタイナー学校協会 主催のイベント
全国シュタイナー学校高等部合同芸術祭 プレ企画 「ヒルマ・アフ・クリントとシュタイナー」に参加しました。
https://waldorf.jp/100th/hilma-af-klint_and_r-steiner/
“そこにある何か”を見出そうと、人は探求の旅に出る心に深い憧れを持ち、見えない何かに手を伸ばすようにアンドリュー・ウォルパート
探求の旅の中で、生命の本質を感じながら変容していく様子を、とても細かい描写の解説がを交えながらナビゲートしてくれたアンドリュー・ウォルパートさんにありがとうと伝えたいです。黒と白、黄色と青色、うずまきなどが次の作品でもモチーフとして登場し、変化していく様だったり、シュタイナーとの出会いやゲーテアムでの出来事などをアンドリューさんの解釈を加えてくれたり、新しい発見がいっぱいありました。
また、アンドリューさんは、シュタイナーに紹介された「ぬらし絵」が探求の集大成であり、統合的変容の到達点と説明されています。動き続ける変容のプロセスを一枚の絵の中に集約できるという解釈がとてもしっくりときました。そのような観点で、シュタイナー学校の子どもたちが描いているぬらし絵を見てみたいと思います。
ヒルマ・アフ・クリント展
なかなか東京国立近代美術館へ行く時間が見つけられないので、雑誌にも特集があるので、そちらの解説もみたいと思います。ちなみに、家族のうち2人は見に行きました。
雑誌
芸術新潮4月号や、美術手帖4月号にも特集されています。
シュタイナーのゲーテアヌムと白鳥のスケッチも記載されています。
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