アントロポゾフィーの人間認識と医学、人工知能はなぜ椅子に座れないのか

 

アントロポゾフィーの人間認識と医学  

ルドルフ シュタイナー (著)、佐藤 俊夫 (訳)
2015/7 発売

人工知能はなぜ椅子に座れないのか: 情報化社会における「知」と「生命」 (新潮選書) 

松田 雄馬 (著)
2018/8 発売


生命と人間について分かっていないことが多く、そこをどう解釈(想像)するのかについていろいろな考え方があります。量子力学やゲノムなどにより、そこにいたるまでの理解を少しずつ深めている状態だと思います。
生命のエネルギーの源にもなっている光合成の光エネルギーの移動に量子力学の原理が使われているそうです。

ミクロな部分の動的な現象では、量子もつれや量子テレポーテーション、多世界解釈という言葉が出てきます。
という理論もありました。

量子力学もAIも統計的な解釈がありつつ、実用的にとてもうまくいっているところからそれがどのような原理で動いているのかというところも徐々に解明されるていくでしょう。

人工知能を考える「知能を創ることはできるのか」 (Think Blog Japan, IBM)

なぜ、人間は人工知能を作りたいと思うのか。なぜ、生命の謎を解き明かしたいと思うのか。その先に、「なぜ、生命が存在するのか」についても分かってくるのか。

このような還元主義的手法だと、人間という大きな系に対する認識には辿り着かないだろうと思います。人間認識のためのアプローチとして、アントロポゾフィーも1つの指標になるのではと考えます。

アントロポゾフィー医学について、また別の記事で触れたいと思います。

(参考)
大地の軛(くびき)から解き放たれた神聖な宇宙樹・ヤドリギとクリスマスの浅からぬ関係とは?

コップ1杯の水を世界中の海にばらまくと?|数学おもしろコラム

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