天使と人間 ルドルフ・シュタイナー
天使と人間
シュタイナー天使楽シリーズ ①
天使の活動
第2章のタイトル「天使は私たちのアストラル体で何を行うか」に心が奪われます。
この本は、1908年から1923年の間の行われた5つの講演録から構成されています。人間が今世紀どのように生きていくべきか、また目覚めないとどうなってしまうのか、そして宇宙と人生についても記述されています。私はいつもぼんやりしていて、頭の回転が鈍く感じているのですが、前日には思いつけなかったことが眠りの後に頭の中に降りてくることがあります。
オードリー・タンさんも以下のように述べています。
眠りの中で脳に"思考"させる:『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』を読で、ユングを思い出す。
「まずは情報のインプットだけを行い、インプットが終わると、「明日起きたらこの問題の回答を得なければならない」と思って眠りにつきます。すると、翌朝目が覚めたら頭の中に回答が出来上がっています。眠っている間に脳がどのように働いたのか、私にはその仕組みはわかりません。」--出典 Note way_finding--
人間の本性の構成要素と意識魂の時代
自我、アストラル体、エーテル体、物質体のことや、意識魂の時代についても「神秘学概論」よりも理解しやすい形で語られています。ルシファーやアーリマンについてもわかりやすい言葉で述べられています。そしてシュタイナーは、霊性に目覚めた人間に対して、「天使たちが、人間のアストラル体の中でヴィジョンを形成している」と語ります。
もし、意識魂に目覚めないで寝過ごしてしまった場合に、天使はアストラル体ではなくエーテル体と物質体の力を借りて仕事をしてしまうようなことがあると、性本能が破壊的な形で現れたり、治療力への損害があるのも関わらずその様な病的なことを健康的だと考えてしまったり、世界に多量の機械の力を解き放つがことができるようになる、とも言っています。
その他の大天使や守護天使などについても語られている章もあります。オードリー・タンさんもこれらの仕組みが分かっていないということですが、理論上では分かっていないが、魂では感じているのかもしれません。ともかく、このシュタイナーの人間感、世界観、時代感が分かる本として、とてもおすすめです。
