「おもいっきり シュタイナー学校」周一君のドイツ日記
永田周一さんの書いた「おもいっきり シュタイナー学校」をご覧になられたことはありますか?
ずいぶん昔に見た本ですが、今、読んでも非常におもしろく、すごく幸せな気分になれます。
1995年~1996年のうちの1年間、ドイツに滞在し、現地のシュタイナー学校に通った日本人の日記というとても貴重な記録です。
いろんな出来事の受け止め方や分析もするどく、つい引き込まれてしまいます。
シュタイナー教育とはという大人が勉強した視点ではなく、まっさらなところからシュタイナー教育の生の体験が語られる本はほとんどないと思います。
ただ、子安さんの本も読んでいる記述もあるので、多分、好奇心からこの教育を理解しようとしていた部分もあるかもしれません。
季節の行事や時間割、エポックノート、オイリュトミー事件、それから先生からの所見など、シュタイナー学校の関係者はとてもにんまりしてしまう内容もあります。
さて、この永田周一さんですが、その後、高校のときに、「紙copi」というフリーソフトを作ったり、2003年度に経産省IPA未踏ソフトウェア創造事業で天才プログラマーに認定されたり、シリコンバレーで起業したり、様々な経験をされていました。
現在は、日本で、株式会社Helpfeelの代表取締役 CEOをされています。京都にもオフィスがあります。お名前は、洛西 一周で活動されています。
シュタイナー学校からプログラマー、そして企業という部分は、起業.TVのインタビューにも少し出てきますね。
同志社大生でもあったから、京都自転車マップというものも作られていたようです。
https://sfcclip.net/2005/05/2691/
Notaというソフトウェアはこの記事を見るとずいぶん先を言っていたような気がしますね。